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こども食堂には、月1回開催のところから365日3食を提供しているところまで、数人を対象としているところから毎回数百人が集まるところまで、いろいろな形と多様性があります。「こうでなければ」 という決まりはありません。「なにかをはじめたい」という方のために 「こども食堂のつくり方」のイメージを簡単に紹介します。

【準備】イメージしてみましょう

○月に何回開くか (月1~2回が多い)

○1回の利用者数は何人か (1回20~30食が多い)

○どんな人に来てほしいか (子ども、親、サポーター)

 

【見学】ほかの地域の開催事例をみてみましょう

○長野県各地のこども食堂を参考に、お近くのあるいは自分の思いと共通するような場所へ見学に行ってみましょう。

○公民館でやっているこども食堂、お寺でやっているこども食堂、個人宅でやっているこども食堂など、数力所見学できるといいでしょう。

 

【実行】やってみようと思ったら実行

○仲間を集めましょう

開催の周知や会場の準備、食材の手配、料理、片付けなど、仲間と分担するのがおすすめです。食材提供者、調理師や栄養士、資金提供者、ボランティアなど、こども食堂をはじめたあとに仲間や協力者が増えていくこともあります

○子ども支援を充実させましょう

食品・食材だけでなく、子ども用品や服の寄贈を呼びかけて、子ども用品や服などの無料提供もできるように検討してください。

 

こども食堂で必要となるもの

○会場

公民館などの公共施設、お寺、個人宅、飲食店など。利用者数にあわせて、無料または安価で利用でき、こどもたちが集まりやすい会場を探します。

 

○運営費

会場代、光熱水費、食材費、 宣伝費(チラシ作成)などの経費を見積もります。収入は、1食あたりおとなから100~300円程度のカンパを計算します。

 

○周知呼びかけ

子どもたちへどのように知らせるか、どんな人に来てほしいか、どんなチラシを何枚つく り、どこへどのように配るかを考えます。

 

○当日の運営方法

事前に、調理から片付けまでの段取り、食事提供以外の企画、役割分担を決めておきます。必ず振り返りを行い、次回開催の改善に活かします。

 

《重要》安全に細心の注意を!

こども食堂には、特別な資格も、届け出をも必要ありません。しかし、食べものを提供する以上、その安全には細心の注意が必要です。信州こども食堂ネットワークでは、調理上の注意などをまとめた「衛生マニュアル」をご用意しています。不測の事態に備えた保険加入は「ホットライン信州」への加入で大丈夫です。

 

信州こども食堂ネットワーク保険加入について

NPOホットライン信州では、こども食堂の活動への参加者を対象とした賠償責任保険と障害保険に加入しました。 対象者は、信州こども食堂への参加者(子ども、スタッフボランティアなど)が対象となります。

保険内容

賠償責任保険

身体財物:2億円

管理財物:50万円

人格権侵害:50万円

事故対応費用(1事故・保険対応中):500万円

見舞費用 死亡:50万円

後遺障害:2万円~50万円

入院日数に応じて2~10万円/通院日数に応じて1~5万円

 

障害保険

死亡保険金額:500万円

後遺障害保険金額:500万円~20万円

入院保険金日額:5,000円

手術保険金額:入院保険日額の5.10倍

通院保険日額:5,000円

 

こども食堂に参加・活動していて・・・

怪我をしたとき、させたとき

食中毒等にかかったとき

施設・他人の財物を破損したとき

死亡・後遺障害

著作権、プライバシーの侵害、セクハラなど

※交通事故と災害は対象となりません。

 

保険の適用される条件

・信州こども食堂として活動していること

・開催前の事前連絡は必須です。チラシに「共催:NPOホットライン信州」と明記

・開催後の参加人数(子ども、おとな、スタッフ)の報告は必須です。報告書や写真をご提供ください。

・信州こども食堂ネットワークでの各こども食堂への参加と食材・機材等の運搬など

となります。

 

信州こども食堂ネットワークが応援します

運営方法の助言はもちろん、市民や協力企業などからご寄贈いただいた食品・食材や子ども用品の無償提供、チラシの作成とNPOホットライン信州ウェブサイトでの周知、指導員・専門家の派遣など、あなたの「なにかをしたい」という思いを応援しています。お気軽にご連絡ください。

 

特定非営利活動法人 NPOホットライン信州

フリーダイアル 0120-914-994

メールアドレス hotline@hotlineshinshu.org